最高に美味しい豆腐を食べたい!!お豆腐に使われている残念な添加物とおすすめの無添加お豆腐

お味噌汁、麻婆豆腐や、夏は冷やっこ、冬は湯豆腐と、食卓に並ぶ機会の多いお豆腐ですが、スーパーにはたくさんの種類の豆腐が並んでいます。

ヘルシーなイメージのお豆腐ですが、実は意外にも多くの食品添加物を含んでいるものがあったりします。

ということで、今回はお豆腐に含まれる添加物とおすすめの美味しい無添加豆腐をご紹介いたします。

CHECK：このページはこんな方向け

ご注意
豆腐は製造過程で食品添加物の「凝固剤」を使用しないと作れない食品です。したがって、「凝固剤」が入っていても、それ以外の添加物を使っていないお豆腐を便宜上「無添加」としてご紹介していますのでご了承ください。

お豆腐に使われている添加物

はじめに、某メーカーの「豆腐」の原材料を見てみましょう。

【原材料】
丸大豆(国産)(遺伝子組み換えでない)／凝固剤(塩化マグネシウム含有物(にがり)・硫酸カルシウム・グルコデルタラクトン)、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル・炭酸カルシウム)、レシチン(大豆由来)

見慣れない原材料がたくさんありますが、この中で「丸大豆」以外は全部「食品添加物」に該当します。

ヘルシーなイメージのお豆腐に、意外にも添加物が多くてびっくりですよね!!

豆腐は豆乳から作られますが、豆乳を固めるときには、もれなく「凝固剤」が使われます。
健康にいいと言われ、離乳食などにも使われるお豆腐ですが、「凝固剤」は体に害はないのでしょうか。
そもそも「凝固剤」とは何なのでしょうか。

はじめに、豆腐に含まれる食品添加物を見ていきましょう。

大豆に含まれているたんぱく質成分を固め、液体の豆乳を固形にするための添加物です。

つまり、この「凝固剤」は、豆腐をつくるために必要不可欠な食品添加物です。
食品衛生法で指定されている豆腐の凝固剤は、次の6種類です。

この中で、海水を煮詰めて塩を作る時にできる液体の「天然にがり」以外は、人工的に作られたものです。
なお、塩化マグネシウムは、「天然にがり」の主成分でもあるので、原材料への表示上は「にがり」と表記してよいことになっています。

大豆を煮る過程で出る大量の泡を消すために使用する食品添加物です。
この泡が残ったまま豆腐を作ると、味の悪い豆腐ができてしまうので、泡を消すために使用されています。

主に使用される「消泡剤」は、

どの消泡剤も化学合成されている物質ですが、できあがった豆腐の成分は残らないため「加工助剤」として取り扱われます。「加工助剤」は表示義務がないため、表示されずに販売されているお豆腐もあります。

レシチン（大豆由来）は、大豆に含まれる物質で、「水」と「油」など混ざりにくい液体を混ざりやすくするための食品添加物です。

レシチンは天然由来の添加物であり、安全性は高いとされていますが、その原料となる大豆に遺伝子組み換え作物が使われている可能性があるとして、安全性に懸念を持つ人もいます。

以上、おすすめの無添加お豆腐でした。

我が家では「原材料はシンプルなものを選ぶ」というのが基本的スタンスです。

原材料が「（遺伝子組み換えでない）大豆」と「にがり」でできているお豆腐

そして、凝固剤は「にがり」と表記することができる次の2種類を使っているお豆腐を選ぶようにしています。

お豆腐は、家族が食べるものは、できれば「いいもの」を選びたいものですね♪