今回は、パン粉に含まれる残念な添加物とおすすめの無添パン粉をご紹介します。
料理でよく使うパン粉ですが、単なるパン粉にも、実は気になる添加物やカラダに良くないものが入っていることをご存じでしょうか。
揚げ物やハンバーグなど、子供が大好きなメニューに使われるパン粉だけに、安心安全なものを選びたいですよね。
ということで、今回はパン粉に含まれる残念な添加物とおすすめの無添加パン粉をご紹介していきます。
パン粉に使われる残念な添加物など

こちらは、大手メーカーの「パン粉」の原材料です。
原材料
小麦粉、難消化デキストリン、植物性ショートニング、イースト、ぶどう糖、食塩、イーストフード、ビタミンC
この中では、「イーストフード」「ビタミンC」が食品添加物に該当します。
イーストフードとは
一つ目の残念な添加物は、イーストフードです。
イーストフードとは、イースト菌の働きを良くし、パンの発酵を早めるための食品添加物です。
イーストフードに指定されている物質は18種類あり、その中には化学肥料に使われている「塩化アンモニウム」も含まれています。
塩化アンモニウムは、大量に摂取すると嘔吐や昏睡を起こす危険性があるとされています。
また、指定物質の1つである「リン酸化合物」には、骨粗しょう症や心筋梗塞につながるおそれがあると言われています。
ただ、このイーストフードは、一括表示が認められているため、原材料への表記は「イーストフード」としか記載されません。
なので、どの物質が含まれているのか消費者にはわからないようになっています。
さらに、添加物ではありませんが、多くのパン粉には「ショートニング」が使われています。
ショートニングとは
ショートニング は、主として植物油を原料とした、常温で半固形状(クリーム状)の食用油脂です。
ショートニングは、その製造過程で「トランス脂肪酸」が生成されます。
WHO(世界保健機関)の報告によると、「トランス脂肪酸」は心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告され、アメリカではすでに飲食店に対しトランス脂肪酸の上限を法律で規制しています。
日本では「日本人が通常の食事で摂取する量であれば健康上問題がない」との判断が示されていて、まだ規制対象となっていない「トランス脂肪酸」ですが、世界的にも規制の動きがあり、身体によくないといわれているものをあえてとる必要なんてないですよね。
とうことで、かつてアトピーだった私は、添加物を使用しているパン粉はもちろんのこと、「ショートニング」を使ったパン粉は買わないようにしています。
それらを踏まえて、わが家で使用しているおすすめの無添加パン粉をご紹介いたします。
おすすめ無添加パン粉
三木食品 材料3つの無添加パン粉
- 価格:149円(税込)
- 内容量:200g
- 消費期限:購入日から5ヶ月
とことんシンプルに作ったこだわりのパン粉です。原材料は、北海道産小麦粉、国内産生イースト、沖縄県産食塩の3つだけ。油脂も不使用なのでトランス脂肪酸ゼロ。粒はしっかり大きめ。パン粉にザクザク感を感じます!!揚げれば、サクサク!!安心・安全で、美味しい!!かなりおススメのパン粉ですよ♪
桜井食品岩手県産パン粉
- 価格: 302 円(税込)
- 内容量: 200g
- 消費期限:購入日から 2ヶ月
岩手県で栽培された南部小麦粉を原料にしたパンで作ったパン粉です。
イーストフード・ショートニング不使用。粒が細かくて柔らかめのパン粉です。カリッと美味しく揚がります。フライの衣やハンバーグのつなぎなどのほか、グラタンの上に乗せて焼いてもサクサクおいしいですよ♪
まとめ
以上、おすすめのパン粉でした。単なるパン粉にもカラダに良くないものが含まれています。
パン粉の実物をご覧になりたい方は、YouTube動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
コメントを残す