「無添加」には興味はあるけど…、
- そもそも添加物ってなに?
- どこを見れば添加物が入っていることがわかるの?」
- どんな添加物は避けたほうがいいの?
そんな疑問をお持ちのあなたのために、「添加物」についてご説明します。
添加物とは
添加物とは、食品衛生法という法律によって、次のように定義されています。
『食品添加物』とは食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で、食品に添加、混和などの方法によって使用するもの
~ 食品衛生法(昭和22年法律第233号)第4条第2項 ~
日本では、加工したり、保存したり、味をつけたりするときに使う調味料、保存料、甘味料、着色料、香料などをまとめて食品添加物と呼んでいます。
さらに、食品添加物は、4つの種類に区分されます。
指定添加物
化学的合成品など国が使用してよいと定めたもの
既存添加物
クチナシやベニバナ、紫芋などから抽出される色素など、日本ではすでに広く使用されていて、長い食経験があるもの
天然香料
バニラ香料など、動植物から抽出される天然の物質で、食品に香りを付ける目的で使用されるもの
一般食品添加物
小麦粉や卵白、果汁など、一般に飲食に供されているもので添加物として使用されるもの
食品添加物は、安全性とその有効性を科学的に評価し、純度や成分についての規格や、使用できる量などの基準が定められています。
また、原則として、食品に使用した添加物は、すべて表示する義務があります。
【食品添加物の表示例】
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原材料名に記載されているもののうち、「/(スラッシュ)」から後に表示されているもの(「調味料(アミノ酸等)」以降に表示されているもの)が添加物になります。
一般的に添加物として危険性があるといわれているものは、化学合成品を含む「指定添加物」であることが多いです。
「無添加」とは?
では、無添加とはそれらの添加物が入っていないものをいうのでしょうか?
いえいえ、「無添加」と表示されている食品の中にも、既存添加物や天然香料が入っている場合があります。
実は、「無添加」についての表示ルールは、法律では定められていないのです。
したがって、無添加であるかどうかは、食品の「原材料」を確認する必要があるのです。
食品添加物は危険なの?
食品を加工したり、保存する際に添加されることで、長くおいしく食べられるようしたり、旨味がしっかりと感じられたりと、食品添加物にはさまざまなメリットがあります。
しかし、科学的に合成された自然界には存在しない「添加物」も多く使用されているのも現状です。
国では安全性を確認したものに使用の許可を出していますが、安全性の確認は「添加物単体」での検証にとどまっており、複数の添加物を掛け合わせた時の危険性までは確認されていません。
また、食品添加物の概念は国によって違うため、日本で許可されている食品添加物が、海外では使用禁止になっているものもあります。
国は安全であるとしている食品添加物であっても、多くの研究者たちが警鐘を鳴らしている添加物も少なくありません。
私は研究者ではないので「添加物の危険性」を指摘することはできませんが、多くの人が「良くない!!」と言っているものをあえて摂る必要性は感じません。
もちろん、日本での添加物使用量は国が指定した量以下のため体に悪影響はないという風に言われていますが、「よくない」といわれるものを食べるのは、あまりいい気分はしないものですよね。
無添加生活のコツ
指定添加物は避ける
日本では約1500種類もの食品添加物があります。
すべての添加物について、「いい・悪い」の判断はできせんし、する必要もないでしょう。
私は、食品添加物を摂取しないことによって、アトピー性皮膚炎を克服できたと信じています。
そんな私が特に避けている食品添加物は「指定添加物」です。
指定添加物のうちでも、特に避けたい「指定添加物」は限られています。
この特に避けたい「指定添加物」を摂取しないことが、未来の健康につながると信じています。
>>特に避けたい指定添加物を知りたい方は「(財)日本食品化学研究振興財団の指定添加物リスト」がとてもよくわかりやすいです
無理をしない
一般的な日常生活を送るうえで、食品添加物を100%カットすることはおそらく不可能です。
外食などでも、原材料を確認することはできません。
添加物は多くの商品に含まれていますから、添加物を気にしすぎると「買えるもの・食べられるもの」がなくなってしまいます。
また、無添加食品やオーガニック食品は、お値段が高いですから、経済的に難しい場合もあります。
ですから、無添加生活の基本は「無理をしない」ということです。
私自身も「食品添加物」すべてを避けているわけではありません。
毎日を楽しく、バランスよく食べることを基本とし、なるべく「無添加」「オーガニック」「自然」を意識して食品選びをしています。
まとめ
一般的な日常生活を送る上で、食品添加物を避けて生活することはできません。
だからこそ、自分で購入する食品は、しっかりと「原材料欄」を確認して、食品添加物が使用されている数の少ない食品を選びたいものですね。
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