今回は、サバやイワシの缶詰に含まれる残念な添加物とおすすめの無添加さば&イワシ缶をご紹介していきます。
EPA(エイコサペンタエン酸)や DHA(ドコサヘキサエン酸) を含み、血液サラサラ効果など健康に良い食品として有名な「さば缶」ですが、スーパーで販売している一部の「さば缶」には、食品添加物が含まれています。
せっかく、健康に気を使っているのだから、身体にいいものを選びたいですよね。
ということで、今回は、サバ缶に含まれる残念な添加物とおすすめの無添加さば缶をご紹介していきます。
サバやイワシの缶詰に含まれる残念な添加物
こちらは、一般的な「サバの味噌煮の缶詰」の原材料です。
【原材料】
さば、味噌、砂糖、しょうが/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)
この中で、「調味料(アミノ酸等)」と「増粘剤」が食品添加物に該当します。
調味料(アミノ酸等)とは
調味料(アミノ酸等)は、味を調えて、うまみを加えることを目的とした食品添加物です。
一般的に調味料は、
- アミノ酸
- 核酸
- 有機酸
- 無機塩
の4種類に分類されます。
このうち、アミノ酸に含まれる「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」には発がん性の危険性があると言われています。
また、「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」を大量摂取すると体が痺れたり、頭痛などの症状が出ると言われています。
ただ、そのうちの2種類以上を使っている場合は、「調味料(アミノ酸等)」と表示されてしまうので、どの種類のアミノ酸が使われているのかが消費者にはわからないのです。
日本では当たり前のように使われている「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」ですが、アメリカを含む諸外国では、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の毒性、有害性を指摘する学術論文が多く、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の使用を制限・禁止している国もあります。
アメリカでは、ベビー食品には使用禁止、他の食品でも「NO MSG」と、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を使っていないことを表示している食品が少なくありません。
「調味料(アミノ酸等)」は、使用している物質が明確ではないため、できれば避けたい添加物にあたります。
増粘剤(キサンタンガム)とは
増粘剤(キサンタンガム)は、食品にとろみをつける目的で使われる食品添加物です。
キサンタンガムは、トウロコシなどの澱粉を微生物が分解することによって得られる天然の多糖類です。
毒性は低く、基本的には安全性に問題はないとされています。
ただし、原料となるトウモロコシが遺伝子組み換えのものが使用されている可能性があります。トウモロコシは、日本での生産が少なく、そのほとんどを海外から輸入しているのが現状です。私たちの目に見えない部分なのでちょっと心配です。
その他、キサンタンガムは原料にデンプンが含まれることから、大量摂取することで肥満や糖尿病になるリスクがあると言われています。また、消化しづらい性質上、軟便や下痢などの症状を引き起こす可能性もあります。
もちろん、使用されている食品添加物は国の基準を満たしてはいますが、
せっかく健康に気を使っているのに、添加物まみれの物を食べていたなんてことは避けたいですよね。
とうことで、かつてアトピーだった私は、「食品添加物」を使ったサバ缶・イワシ缶は買わないようにしています。
それらを踏まえて、わが家で食べているおすすめの無添加サバ缶をご紹介いたします。
おすすめ無添加サバ缶&イワシ缶
創健社 いわし味付け
- 価格: 351 円(税込)
- 内容量: 100g
- 消費期限:購入日から 2年5ヶ月
九州山陰地方で水揚げされた真いわしを、丸大豆本醸造醤油と鹿児島県産粗糖のみでまろやかに味付けした缶詰です。化学調味料は使用しておりません。
いわし特有のくさみがなく、骨まで食べられます。そのままおかずやおつまみとしてどうぞ。パスタやサラダなどお料理の素材にもおすすめです♪
マルハニチロ 月花さば水煮
- 価格:258円(税抜)
- 内容量:200g
- 消費期限:購入日から2年6ヶ月
本物志向と高品質で愛され続けるマルハニチロのプレミアムブレンド「月花(つきはな)シリーズ」のサバ水煮缶詰です。原材料は、国産さばと天日塩だけ。さば本来の旨味を楽しめます。肉厚でボリュームたっぷり、骨までやわらかく煮込んでます!!脂がのっていて美味しいです♪DHA、EPA、カルシウムなどの栄養素が手軽にとれておすすめです♪
伊藤食品 美味しい鯖 水煮
- 価格:198 円(税抜)
- 内容量:140g
- 消費期限:購入日から 1年9か月
沖縄のシママースの塩のみで味付けされた、シンプルな味わいの水煮缶です。添加物は使っていなので、サバ本来の味わいを楽しめます。食感が柔らかく身がしっかり!!臭みもなく、魚が苦手な子どもや塩分が気になるシニア世代にもおすすめです。手軽にEPA、DHAを摂取することができますよ!
缶詰の危険性について
なお、食品添加物ではありませんが、缶詰には「BPA」の懸念が指摘されています。
BPAとは
BPAとは、ビスフェノールAという化学物質のことです
プラスチックの原料として使われるBPAは、一部の食器や食品の缶詰・飲料缶の内側のコーティング、食品用ラップなどに含まれています。
複数の動物実験で、大量に摂取すると生殖器や神経系などに深刻な問題を引き起こす可能性があることが示されています。
アメリカでは哺乳瓶など幼児向け食器へのBPA使用を禁止しています。
米食品医薬品局(FDA)は、2012年、食生活の中で少量を摂取する分には害はないと結論づけていますが、欧米諸国を中心にBPAを含む製品を避ける消費者が多いのも事実です。
そういう消費者に安心感を与えるため、「BPA Free」と記載された食器や容器などが販売されています。「BPAフリー」と表示された缶詰もありますので、BPAを避けたい方は、表示確認することをおすすめします。
まとめ
BPAは気になるところですが、サバの缶詰には、手軽に、EPA(エイコサペンタエン酸)や DHA(ドコサヘキサエン酸) を摂れるという大きなメリットもありますので、いろいろな食材をバランスよく摂取したいものですね。
今回ご紹介した商品は、YouTube動画でもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
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