今回は、パスタソースに含まれる残念な添加物とおすすめの無添加パスタソース無添をご紹介していきます。
簡単に調理ができて、便利な食材のパスタソースですが、便利な食材ほど入っているのが食品添加物です。
ということで、今回は、パスタソースに含まれる残念な添加物とおすすめの無添加パスタソースをご紹介していきます。
パスタソースに含まれる残念な添加物
こちらは、某メーカーの「ミートソース味のパスタソース」の原材料です。
【原材料】
牛肉、トマトペースト、たまねぎ、ドミグラスソース、砂糖、ソテーオニオン、植物油脂、小麦粉、ぶどう糖果糖液糖、食塩、ポーク・チキンエキス、植物性たん白加水分解物、酵母エキスパウダー、酵母エキス、フォン・ド・ヴォー、ワイン、ポークエキス、ローストガーリック、香辛料、ローストオニオンパウダー、ラード/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香辛料抽出物
この中では、「調味料(アミノ酸等)」以降に書かれているものが食品添加物です。
調味料(アミノ酸等)
まず1つ目の残念な添加物は、「調味料(アミノ酸等)」です。
調味料(アミノ酸等)とは、味を調えて、うまみを加えることを目的とした食品添加物です。
一般的に調味料は、
- アミノ酸
- 核酸
- 有機酸
- 無機塩
の4種類に分類されていています。
このうち、「アミノ酸」に含まれる「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」には発がん性の危険性があると言われています。
また、グルタミン酸ナトリウム(MSG) を大量摂取することで、体が痺れたり、頭痛などの症状が出るとも言われています。
さらに、調味料は、味覚を壊す物質であると指摘されていて、調味料を含む食品を食べ続けると、添加物の味に慣れてしまい、本来の旨味を感じられなくなる「味覚障害」を引き起こす危険性があるといわれています。
ただ、このうちの2種類以上を使っている場合は、「調味料(アミノ酸等)」と表示されてしまうので、どの種類の物質が使われているのかは、消費者にはわからないのです。
日本では当たり前に使われているこの調味料ですが、アメリカを含む諸外国では、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の毒性、有害性を指摘する学術論文が多く、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の使用を制限・禁止している国もあります。

アメリカでは、ベビー食品には使用禁止、他の食品でも「NO MSG」と、グルタミン酸ナトリウムを使っていないことを表示している食品が少なくありません。
加工デンプン
続いての残念な添加物は、加工でんぷんです。
加工でんぷんとは
- 増粘剤・・・食品にとろみや粘り気を高める
- 乳化剤・・・混ざらないものを混ざりやすくする
- ゲル化剤・・・ゼリーのように固める
など、とても多くの使用用途を持つ食品添加物です。
ツルツルした食感の麺類や、モチモチでフワフワな食感のパンやケーキ、サクサク食感のフライを美味しく感じるのは、この加工デンプンのおかげなのです。
「でんぷん」と聞くと、じゃがいもやとうもろこしなどの原料なので、安心安全に思えてしまいますが、実は、この添加物にはとても怖い危険が潜んでいます。
加工デンプンは、天然のデンプンに化学薬品を加えるなど、人工的に操作して作られています。
加工でんぷんには、
- ヒドロキシプロピル化リン酸架橋(かきょう)デンプン
- アセチル化アジピン酸架橋デンプン
- アセチル化酸化デンプン
など12種類のデンプンがあります。
この中には、発がん性があるとして、ヨーロッパでは乳幼児用の食品に使用が禁止されているものもありますが・・・、
食品に表記される際には、「加工デンプン」とまとめて表記されることが多く、どの加工デンプンが使われているのかは消費者には分からないのが現状です。
知らないうちに健康に害のある食品添加物を口にしている場合があるので、注意が必要です。
パスタソースに含まれるその他の残念な添加物
その他、「着色料」のカラメル色素は、製造する過程で、発がん性のある化学物質が生成されるとの報告があったり、「人工甘味料」のアセスルファムKなど、世界で広く使用されている現在でも、専門家の間では、その安全性を疑う声が根強く残っている食品添加物など、多くの残念な添加物がパスタソースには含まれているので、注意が必要です。
食品添加物でない残念な原材料
さらに、食品添加物としては取り扱われていないものの、安全性が気になる原材料があります。
それは、「たん白加水分解」です。
たんぱく加水分解物とは、魚や肉などの動物性たんばくや、大豆などの植物性たんぱくを酵素や塩酸で分解したもので、食品に加えて旨みやコクを出すための調味科です。
「食品添加物」ではなく「食品」として分類されています。
一緒に生成される化学物質に発がん性の心配があり、人体へ悪影響をもたらすのではないかと懸念されています。
「食品の裏側」の著者で「加工食品診断士協会」代表理事でもある安部司氏は、次のように指摘しています。
原料に塩酸を反応させる過程で発生する塩素化合物には発がん性が認められていて、WHO(世界保健機関)も、「事実上、摂取すべきではない」と言っている
化学反応により作られた「たんぱく加水分解物」を原材料に使っていても、「食品」扱いなので、「無添加」と記載されることもあるので、原材料はしっかり確認したいものですね。
とうことで、かつてアトピーだった私は、「添加物」はもちろんのこと、「たんぱく加水分解物」などを使ったパスタソースは買わないようにしています。
それらを踏まえて、わが家で使用しているおすすめの無添加パスタソースをご紹介いたします。
おすすめの無添加パスタソース
光食品 有機ミートソース
- 価格: 313 円(税込)
- 内容量: 140g
- 消費期限:購入日から 1年10ヶ月
化学調味料を使用していない、日本初の有機JAS認証ミートソースです。北海道産有機牛肉と有機野菜をブレンドし、素材本来の味を生かしています。1食分140gですが、かなりのボリュームを感じます。茹でたパスタにかけるだけ。クセがなく、トマトの風味がとても美味しいです。味のバランスが良く、満足度の高いオーガニックミートソースです。自然は食品を扱うスーパーのほか、ネット通販でも購入できます。
三育フーズ ベジタブルミートソーストマトソース味
- 価格: 324 円(税込)
- 内容量: 180g
- 消費期限:購入日から 1年4ヶ月
大豆たんぱくを主原料にたまねぎなどの野菜をトマトケチャップで煮込んだスパゲティソースです。動物油脂、肉エキス、肉フレーバーは使用していません。もちろん無添加です。じっくり煮込んだマイルドタイプのソースで、ナチュラルで大豆の臭みもなく、お子様からお年寄りまで楽しめます。健康志向の方におすすめのパスタソースです。
まとめ
以上、おすすめの無添加パスタソースでした。
家族の口に入るものは、できるだけ安心できる原材料で、つくられている商品を選びたいものですね。今回ご紹介した商品は、YouTubeチャンネルでもご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
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