お漬物は添加物まみれ‼おすすめの無添加たくあん

お漬物は、お酒のおつまみや、ごはんのお供にと、簡単便利で、主婦にとってありがたい一品です。ぬか床で漬けるのもいいですが、手間暇かけずに、できあがった美味しいものを購入するのもいいですよね。

でも、そんな「お漬物」には、食品添加物がたくさん含まれていることをご存じでしょうか。

ということで、今回は、お漬物に使われる残念な添加物とおすすめの無添漬物をご紹介していきます。

お漬物に使われる残念な添加物

こちらは、スーパーで購入できる一般的なたくあんの原材料です。

【原材料】
干し大根、しその葉、漬け原材料（醸造酢、ぶどう糖果糖液糖、食塩、米ぬか）／調味料（アミノ酸等）、酒精、酸味料、メタリン酸Na、甘味料（サッカリンNa）、保存料（ソルビン酸K、）着色料（黄4、青1、赤2）、香料、（一部に小麦含む）

この中では、「調味料（アミノ酸等）」以降に書かれているのが食品添加物です。

甘味料（サッカリンNa）

1つ目の残念な添加物は、人工甘味料（サッカリンNa）です。

サッカリンとは、人工甘味料に分類される合成甘味料の1種です。砂糖と比べて700倍ほどの甘みを持っています。

過去に行われたラットを用いた動物実験により、膀胱がんの関連性が指摘され、FDA（米国食品医薬品局）が危険物として、人工甘味料としての使用を禁止しましたが、1991年に、人体には影響が無いとしてその安全性が確認されています。

安全性に問題はないとされるサッカリンですが、サッカリンには、胃酸過多やお腹を下すなどのほか、体重増加などの副作用も報告されていることから、あえて摂る必要はないと考えています。

合成着色料とは

続いての残念な添加物は、合成着色料です。

着色料とは、その名のとおり、食品に色をつけることを目的として使用されます。

食べ物の色は、食べ物を引き立たせ、食欲にも影響を与えるので、加工食品会社にとっては、着色料は販売数を上げるためには必要不可欠なものとなります。

着色料には、合成着色料と天然着色料がありますが、食品添加物として、日本での使用が認められているタール系の合成着色料は、12種類あります。

【日本の食品添加物12品目】

赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号
赤色104号、赤色105号、赤色106号
黄色4号、黄色5号
緑色3号
青色1号、青色2号

もちろん、すべての着色料は、安全性に問題はないとして、日本においては認可されていますが、世界においては事情が違うようです。

赤色2号

いちごシロップ、清涼飲料水、めんたいこなどに使用される赤色2号は、多量摂取すると、発がん性の可能性があるとして、アメリカでは使用が禁止されています。

黄色4号

清涼飲料水、和菓子、数の子など、タール系の着色料のなかで、もっとも使用されている黄色4号は、蕁麻疹、鼻炎、ぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があり、ヨーロッパ諸国では使用が規制されています。

青色1号

お菓子や清涼飲料水などに使用される青色1号は、動物実験により、発がん性が確認されており、ヨーロッパ諸国では使用が禁止されています。

そのほかにも、「赤色104号」「赤色106号」も、アメリカやEUで使用が認められていません。

さらに、「黄色5号」「赤色40号」「赤色102号」については、子どもの発達障害ADHD（注意欠如・多動性障害）との関連性が指摘され、イギリスでは事実上、使用が禁止されています。EUでも、これらの着色料を使用した食品には「子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性がある」との表示が義務づけられています。

着色料は、“見た目”のためだけに使われる添加物ですが、これだけ多くの着色料が使われているのは、消費者の健康リスクよりも、“見た目”を良くし、買ってもらうことを最優先に考えているからにほかなりません。

着色料は、摂取する量をコントロールしやすい添加物なので、しっかりと原材料をチェックしたいものですね。

とうことで、かつてアトピーだった私は、「人工甘味料」や「合成着色料」を使った食品は買わないようにしています。

それらを踏まえて、わが家で購入しているおすすめの無添加のお漬物（たくあん）をご紹介いたします。